なんで、スライスするの?

インパクトのとき、 ヘッド軌道に対してフェイスが開いているとスライスする

§1 多くのゴルファーがぶち当たる「スライスの壁」

 ゴルフを始めたばかりの頃は、皆、同じ壁にぶちあたります。それは「どうしてもボールがスライスしてしまう」という「スライスの壁」です。
 どうすればこれをクリアできるのでしょうか?まずは、なぜスライスしてしまうのか、その原因を考えてみましょう。

§2 原因は「ヘッド軌道に対してフェイスが開いている」から

 ひとくちに「スライス」といっても3種類の弾道があり、下図に示す「1」「4」「7」はいずれも「スライス」です。

 上記表で判る通り、3種類の「スライス」に共通することは「ヘッド軌道に対するフェイス向きがオープン(開いている)」ということです。なお、「オープン(開いている)」というのは、下図に示すように、フェイス向きがヘッドの進行方向よりも「右」を向いている(右利きゴルファーの場合)ということです。

§3 「アウトサイドイン」はスライスの直接的な原因ではない

 ゴルフのレッスン書や記事の中には、スライスの原因として「ヘッド軌道がアウトサイドインであること」を挙げているものもありますが、これは必ずしも正しくはありません。下図に示すように、アウトサイドインのヘッド軌道でもヘッド軌道とフェイス向きの関係により弾道は異なり、逆にフックしてしまうこともあります。

§4 理想は「スクエア(目標に対してまっすぐ)」

 上述の通り、スライスを直すためには、インパクト時のフェイス向きとヘッド軌道を一致させることが必要なのですが、どうせならより最適な形でそれを実現したいものです。
 一般にその理想的な形とされているのは、下図に示す「(目標ラインに対して)インサイドインのヘッド軌道とスクエアなフェイス向き」です。この形でインパクトすれば、ボールは目標に向かってまっすぐ飛び出し、曲がらずにまっすぐ飛んで行きます。