達人のスイング その5(1975~1995年頃)

スイングの多様化~アメリカン打法、アスレチック・スイング~

トム・ワトソンセベ・バレステロスによる攻撃的なゴルフが展開される中、安定性を高めることを目的としたスイング理論が登場、ニック・ファルドの成功によりスイングおよびスイング理論が多様化しはじめました。

(1)トム・ワトソン( Tom Watson 1949-)  

トム・ワトソンは、アメリカ・ミズーリ州カンザスシティ出身のプロゴルファー。ダイナミックなアメリカン打法(逆Cフィニッシュ)から繰り出される高弾道のショットと、ツアー屈指のショートゲームでPGAツアー39勝、世界で通算68勝を挙げました。1977年から1980年の4年連続を含みPGAツアーの賞金王を通算5度獲得し、ジャック・ニクラスの後継者として「新帝王」とも呼ばれました。
〇メジャー 8勝
・全英オープン 1975・1977・1980・1982・1983年
・全米オープン 1982年
・マスターズ  1977・1981年

<動画>https://www.youtube.com/watch?v=4CsrV9e0bzU (2:31)
※動画再生時に音が出ますのでご注意ください。

Tom Watson's Final Round Golf Highlights 1977 British Open

(2)セベ・バレステロス(Seve Ballesteros 1957-2011)

セベ・バレステロスは、スペインのカンタブリア州ペドレーニャ出身のプロゴルファー。攻撃的なゴルフでファンを魅了し、欧州ツアー50勝(歴代1位)、米PGAツアー9勝、日本でも日本オープン2年連続優勝など全世界で91勝を挙げました。どんなところからでもグリーンを狙うショットは「七色のアイアンショット」と称されたほか、ショートゲームも巧みで、特にパッティングはゴルフ史上に残る名手の一人と評されています。
〇メジャー 5勝
・全英オープン 1979・1984・1988年
・マスターズ  1980・1983年

<動画>https://www.youtube.com/watch?v=txonckMclso (5:51)
※動画再生時に音が出ますのでご注意ください。

Seve Ballesteros. The Maestro – through the bag.

(3)ニック・ファルド(Nick Faldo 1957-)

ニック・ファルドは、イングランド・ハートフォードシャー州ウェリン・ガーデン・シティ出身のプロゴルファー。デビッド・レッドベターの指導のもと作りあげたスイングで安定性の極めて高いゴルフを展開し、欧州ツアー30勝、米PGAツアー9勝を挙げました。彼の活躍により、スイング・プレーンボディー・ターンをキーワードとしたスイング理論が注目を集めるようになり、今に続いています。
〇メジャー 6勝
・全英オープン 1987・1990・1992年
・マスターズ  1989・1990・1996年

<動画1>https://www.youtube.com/watch?v=IjChTqhp5iY (0:34)
<動画2>https://www.youtube.com/watch?v=7LG_VpLIL-8(1:44)
※動画再生時に音が出ますのでご注意ください。

Nick Faldo's Golf Swing 1994

Nick Faldo Hits Three Great Golf Shots 1991 PGA Championship